家庭教師ってなかなか良いですよ その3:国語 | 札幌西区個別指導学習塾・家庭教師 | 神谷塾|札幌西区の個別指導学習塾・家庭教師なら神谷塾

塾長日記

家庭教師ってなかなか良いですよ その3:国語

国語もまた,家庭教師を始めてから教え易くなったなと感じる教科です。

○読み合わせ
英文の音読が読み方のコツなどの指導に効果があるという件を,この項の第1回で書きました。それが当然国語でもあるわけです。さすがに論説文や小説を一緒に音読することはあまりないのです(黙読するのが基本でしょう)が,古文とか短歌・俳句は一緒に音読してみるべきだと思います。歴史的仮名遣いとか韻文の句切れは音にしてみないと,誤解があればそのままになってしまいます。

○記述式
文章中の言葉を遣って答をまとめる問については,まさに一対一指導が強力です。説明的文章であれば材料を文章から拾えることが多いのですが,文章中の表現そのままではなく,語順を変えたり一言にまとめたりする必要があることもまた多い。私はよく,書く前に一緒に口頭で整理するという方法を採っています。あるいは,解答要件(ポイント)が2つとか3つあって,全部を一発で揃えるのが難しいときには,まず「一言で言えばどうなる?」と促します。一言でなら即答できることも多い。そこから徐々に肉付けしていくことができれば,良い答が出来上がっていきます。それを書く。この方法は当然入試でも使えるので,実戦的と言えます。

○多岐選択式
小中学生は四者択一が多い。どの教科についても,選択肢に○×を付けていくのが有効でしょう。×であればどこが×なのかも指摘する。算数・数学や理科,社会であれば正誤ははっきりさせられますが,こと国語ではスパッと決められないことも多い。そんなときは,(正しいものを選ぶ場合)明らかに誤りなものを初めに“除けて”おいて(つまり×を付けておいて),迷う二つで優劣を考えるのがいいでしょう。「最も適当なもの」に○を付けて答とし,「二番目に適当なもの」には△を付けておく。△であればどこが“惜しい”のかを指摘しておくことも忘れずに。

○なぞり書き
漢字や仮名をスタンダードな形で書けていないときは,私が赤で書いてなぞり書きをさせます。これは英単語でもやっています。これを嫌がらずにやってくれれば私が書くくらいの文字は書くようになります※。また,向かい合わせで見ていると,反対側からでも筆順がヘンなのを発見することも多いです。

※私の書く文字は,まあ「ご心配のないレベル」だと言っておきましょう。

 

«

お電話でのお問い合わせ

  • アイコン011-667-5670

メールでのお問い合わせ

アイコン 24時間受付中