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小学生の夏

今日の午前は小学生の夏休み教材を仕入れに、札幌市中央区のさる教材会社さんまで出かけました。電話やファクスで注文して宅配便で送ってもらうことももちろんできますが、その会社は車で片道10分のところにあるので、少部数を早く欲しいときや実物を見て選びたいときには、こちらから出かけるのが便利です。
5年生と6年生は基本的に算国理社の4教科、4年生以下は算国の2教科を、各生徒の状況に合わせて選びます。内容が平易か標準的か発展的か、とか、書き込みがしやすいかどうか、レイアウトがきれいで見やすいか、など、最終的には私のシュミで決める(笑)ことになるものの、それなりに時間をかけて選んできます。
生徒がそれぞれ別々のものをやっていても大丈夫なのが個別指導のいいところ。これは平常の指導でも同じです。例外は中学生の講習会だけです。(一斉指導なので)


私の塾では「夏期講習」と銘打っているのは中学生だけ(5教科の一斉指導)です。小学生はというと、夏休みもふだんと変わらず週2回の個別指導をしています。ふだんどおりのスタイルなのですが、夏休みはいつもの教材から離れて夏休みのワークブックをやったりするので、「夏期講習」的だと言えば言えなくもありません。
小学生の講習会をしていますか、というお問い合わせも時々あります。
「講習会と銘打ってはいませんが、夏休みだけ通ってもらうことはできますよ」
「何日間ですか」
「お盆はお休みをいただきますので、その前の週まで3週間、平常どおり火曜と木曜ですから、最大6回ということに」
「トビトビなんですか」
「トビトビです」
「個別指導ですか」
「個別指導です。平常と同じスタイルです」
といった具合にご説明しますが、それで気に入ってくださる方はあまりおられません。だいたい一斉指導を期待されているか、そうでなくともなんとなく“非日常”的なものを探しておられるようで、また私が商売気もなく「いつもと同じです」などと言うものですから、がっかりされてしまうのでしょう(苦笑)。
なかなか良いと思うんですけどね…。ふだん家で勉強している子もしていない子も、少し落ち着いて算数を中心に復習する。高学年は理科や社会もやる。一冊一冊は薄いワークブックですが、2教科、4教科となるとすぐには仕上がりませんから、終わったときにはちょっとした達成感があるはずです。神谷塾では中学生も高校生も同じ教室で勉強していて、集中して勉強せずにはいられない雰囲気ですから、勉強の習慣がなかった子はそれが身に付くかも知れません。ついでに模試を受けて力試しをすることだってできます。
この辺をうまくアピールできれば小学生のお客さんももっと集まるかも知れないな、と思案することもあります。ただ、中学生の講習会のような受験指導は、今までのところ小学生に対しては考えていないのです。その理由はまた別の機会に書くとしまして、小学生のうちは中学での学習の準備期間としての位置づけで、生徒ひとりひとりに対して長い見通しを持って教えています。
夏休みだからといって、小学生をがーっと集めて要領よく勉強させる、というのは気が進まないのですね。それで「夏期講習」と銘打つ気になれないのかも知れません。まあ、年間を通して口コミで来てくれる子も増えてきましたので、焦らずにいこうと思います。

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