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4月1日~4月15日

某日 今回の地震では宮城県石巻市などの日本製紙の工場でも被害があり、東京での書籍・雑誌の印刷に影響が出ているという。インクも不足しているらしい。そんな報道を目にして「あっそうなのか」とやや衝撃を受ける。東北地方~北関東の太平洋岸には、実は製紙のほか自動車や製鉄・化学・電機などの大工場がずらずらと並んでいるのであった。中学生の日本地理では東北地方の工業は伝統工業とIC工場についてやるくらいで、また製紙というと東海工業地域とか北海道であり、さらに「京浜工業地帯では出版・印刷業がさかん」ということも扱うがそれは東京だけで完結しているかのようだ。中学生の多くはそう思っているだろうし、私もそうだったのだが、違った。東北太平洋岸には工業地域と呼ぶべきものがあり、東京の出版・印刷は「東北太平洋岸工業地域」の製紙に支えられているのである。この件についての認識不足を大いに反省。
某日 車の中で久しぶりにビートルズを聴いている。通称「赤版」「青版」と呼ばれている全集のCD。さらに、部分的に憶えていたり何度聴いても聴き取れなかったりする歌詞をまとめて読んでみようという気になって、ネット古書店で『ビートルズ全歌詞集』(シンコー・ミュージック、1991、277頁)というのを購入。対訳はないが、オリジナルでないものも含めレコーディングされた全曲の全歌詞が載っていて非常にありがたい。なんとなく聖書を手にしたような気分。
某日 北大十三条門そばの古書店『弘南堂』さんへ行く。自宅の書棚をざっと見渡し、ここ十何年も開いてさえおらず、未練もなく、かつ市場価値がありそうな数学や物理の教科書を段ボールに詰めて車で出かけた。高木貞治『解析概論』朝永振一郎『量子力学Ⅰ・Ⅱ』といった名著もあったので、全部で2000円くらいにはなるかなーと淡い期待をしていたのだが、なんと5500円にもなった。このところブックオフなどに漫画をどっさり持ち込んで全部で300円などということが多かったので、こちらの目の玉が飛び出した。よく知られた著者でしっかりした出版社から出た本は、多少くすんでいても価値は認められるということである。
 弘南堂さんには学生時代からお世話になっていて、教科書の調達もしたし、逆に手持ちの本を有り難い値段で買っていただいたことも幾たびか。なお、「返す刀で」店頭にあった『マクマリー有機化学 第6版 上・中・下』セットを購入(昨日の記事の本)。定価では13300円にもなるところ4000円であった(本当は4200円だったのだが御店主が200円オマケしてくれた)。“売上げ”が5500円であるから差し引き1500円の黒字。
某日 地歴講座の第1回。
    【歴史】古代文明のおこり(1)(2) 【公民】人権思想の発達
地歴講座で公民をちゃんとやることにした。「ちゃんと」というのはつまり、See-beを見るだけではなくて解説資料と一問一答を用意して、ということである。初回の資料を作り始めたらけっこう大変だったものの、講座の1週間以上前に完成。これは地歴講座の開闢以来のことである。実は歴史でも今回の2講座は新規のもので、資料は3月中に準備を進めて4月初旬には完成していた。いつもは新規分の資料は講義当日にやっと出来上がるということばかりであったのに、いったいどうしたことであろうか。マジメになったということか(笑)
某日 理科講座の第1回。
    【中3】細胞とその分裂/生殖 【中2】電流回路とオームの法則/直列回路と並列回路
某日 統一地方選の期日前投票へ。市長と市議は投票する人が決まっているのだが、道知事と道議が決まらない。知事の新人3名は方向に大差ない(ように見える)のだから票が分散するであろう。ここで以前にも書いたことを蒸し返すのだが、某党は首長選の場合、選挙に候補を出すことだけが目的になっていないか。それでは死票が増えるだけで、テキを利するだけなのである。
某日 内田樹『街場の大学論』(角川文庫、2010、343頁)を読了。
某日 西尾漠『新版 原発を考える50話』(岩波ジュニア新書、2006、215頁)を再読。

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