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洋楽のすすめ(6) CARPENTERS: ONLY YESTERDAY

(2016年5月9日発行の『神谷塾だより』に掲載したものです)

カーペンターズを取り上げるのは2度目になる。「洋楽のすすめ」を第5回までやってみて、神谷がすぐ思いつく曲は圧倒的に男性の曲に偏っているのに気づいた。洋楽では日本の曲のように男性が女心を歌ったりその逆であったりすることは少ないのだそうですね。だから女性ヴォーカルの曲を取り上げないとバランスを欠く。そこで、いいのを思いつくまでの“つなぎ”では失礼ながら、カーペンターズにまた登場してもらった。
1975年の作品。作曲のリチャード(兄)は「ヒット曲が続いた後だったので苦労したが最高傑作のひとつになった」と自ら絶賛。半分は兄妹でのデュオだがやはりカレンのソロの美しさが心にしみます。
After long enough of being alone--
Everyone must face their share of loneliness
In my own time nobody knew
The pain I was going through
And waiting was all my heart could do

独りぼっちの時間がとてもとても長かったけれど--
誰もが割り当てられた孤独に向き合わなくてはならないのね
私の場合 誰も知りはしなかった 堪え忍んできた心の痛みを
そして 私にできたのは待つことだけ
Hope was all I had until you came
Maybe you can’t see how much you mean to me
You were the dawn breaking the night
The promise of morning light filling the world surrounding me

あなたが現れるまで 希望が私の持つすべてだった
あなたは知らないかも知れない あなたが私にとってどれほど大切かを
あなたは闇夜を破る夜明けの光
私を取り巻く世界を満たす朝日の約束
When I hold you
Baby, baby, feels like maybe things will be all right
Baby, baby, your love has made me free as a song singing forever

あなたを抱きしめると
ねえ 何もかもうまくいきそうな気がするの
ねえ あなたの愛は私を自由にしてくれた 永遠を歌う歌のように
Only yesterday when I was sad and I was lonely
You showed me the way to leave the past and all its tears behind me
 
Tomorrow maybe even brighter than today
Since I threw my sadness away
 
Only yesterday
悲しく孤独だったのは昨日までのこと
あなたは教えてくれた 過去と過去の涙を捨て去ることを
明日は今日よりも輝かしい日になるのかしら
だって悲しみを捨て去ったのだから
それは昨日までのこと
I have found my home here in your arms
Nowhere else on earth I would really rather be
 
Life waits for us, share it with me
The best is about to be
 
So much is left for us to see
私は安らぎを見つけた あなたの腕の中に
世界のどんな場所よりも 私はここにいたい 本当よ
人生は二人を待っている だから私と一緒に歩いてほしい
最高のときが近づいているのよ
二人で経験することがたくさん残されているわ
(オリジナル歌詞中の短縮形は「原形」に変えてあります)
まずonlyの発音は[ounliオウンリ]であることを強調しておきたい。yesterdayはここでは「昨日までの日々」のこと(同じカーペンターズの曲Yesterday Once More のyesterdayは若かった頃のことですね)。babyは男女・親疎の別なく呼びかけに用いる語です。
leave…behindで「…を過去のものとする、棄てる」だがbehindのあとにmeをつけても意味は変わらない。
throw…awayで「…を捨てる」。
この行はちょっと難しい。would rather~は「むしろ~したい」。核心部分を直訳すれば「他のどんな場所にもいたくはない」。
be about to~で「今まさに~しようとしている」。
神谷が初めて自分で買った洋楽のレコードがこれでした(発売当時中1)。文法も単語もあちこちよくわからないながら日本語との対応を調べ、レコードに合わせて歌えるくらいには練習した記憶があります。歌えるようになっておいて損はない。ぜひ挑戦してみてください。

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