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洋楽のすすめ(7) ABBA:DANCING QUEEN

(2016年6月16日発行の『神谷塾だより』に掲載したものです)

アバはスウェーデンのグループ。グネッタ(女)とョルン(男)、ニー(男)とンニ=フリッド(女)の2組の夫婦(活動当時)の4人組で、メンバーの名の頭文字を並べてABBA。夫たちが曲を書き、妻たちが歌うというスタイル。今回の曲は1976年の作品で、アバの最初の世界的ヒットとなったものである。
良い曲だなと思って歌詞を読むとギョッとするようなことが洋楽にはしばしばある。この曲も17歳の少女がディスコで夜遊びする話だが、登場する娘のイメージは清らかで不良とは全く感じない。若者も中年も老人も踊り出したい気分にさせる力のある、楽しい曲です。
You can dance, you can jive, あなたは踊れる スイングできる
having the time of your life 自分の人生を楽しんでね
See that girl, watch that scene, ほら、あの娘を見て あの光景を見て
dig in the Dancing Queen ダンシング=クイーンを探してごらん
Friday night and the lights are low 金曜の夜 暗くなってきたら
Looking out for the place to go 出かける店をしっかり選ぶのよ
Where they play the right music, getting in the swing
                快い音楽が奏でられ 皆がスイングしているところをね
You come in to look for a king 店に入ったら「キング」を探して
Anybody could be that guy 誰でもあなたの相手になれる
Night is young and the music is high with a bit of rock music
                夜は始まったばかり ちょっぴりロックのテイストの音楽は盛り上がり
everything is fine 何もかも素敵
You are in the mood for a dance あなたは踊りたい気分になる
And when you get the chance (ステージで踊る)チャンスがきたら
You are the Dancing Queen,  あなたは「クイーン」になれる
young and sweet, only seventeen 若くて可愛くて まだ17歳
Dancing Queen, feel the beat from the tambourine
                あなたは「クイーン」 タンバリンのビートを感じて
You are a teaser, you turn them on あなたは思わせぶり 皆を夢中にさせて
Leave them burning and then you are gone
                火を付けたまま置いてけぼりにして どこかに行ってしまう
Looking out for another,  他の相手を探しに
anyone will do 誰でもあなたの相手になれるから
(オリジナル歌詞中の短縮形は「原形」に変えてあります)
① 「ダンング」とよく表記されるが、発音はもちろん「ダンスィング」。
② kingはqueenのダンスの相手を指すのだと思われる。
「母語に近い外国語」という位置づけや教育の成果などもあって、スウェーデン人は英語が達者だ。妙な癖や訛りがない綺麗な英語を使うという印象がある。アバの曲の歌詞も早口の箇所を除けば聴き取りやすく、我々がお手本にするには絶好だ。たとえば繰り返し出てくるsee that girlというフレーズでgirlの [ r ] をぜひマスターしてみてほしい。

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