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私学の説明会

私立中学・高校の説明会のシーズンです。札幌圏の私学には生徒・保護者向けのほか塾の関係者だけを集めての説明会を行うところが多く、今週は特に集中しています。
いろいろな学校からご案内をいただきますが、全部に出るのは物理的に辛いものがあるので、神谷塾から例年受験者の多い高校や、進学相談会で話題に上ることの多い高校に絞って、そこの説明会にはできるだけ足を運ぶようにしています。それが今週は火・水・木と続き、ひとりで塾をやっている都合上何人かで分担することもできず、ちょいとキツイ気がしています。なお、私学が30校近く一堂に会しての説明会もありまして、それが来週の18日(月祝)。これにも出かけます。詳しくはこちらへ。
ふだんはラフな恰好で過ごしていますが、会場はその学校だったりホテルだったりしますので、このときだけは背広を着ていきます。頭に布を巻いているうえに首にもネクタイを締めると、どうにもくどい感じになりますが、私はもう馴れました(笑)。やっと涼しくなり、上着を着ていてもそれほど暑さを感じないので、たまに背広で出かけるのも悪くありません。
スーツ着用を義務づけているところを別として、塾屋というものは、私も含めてファッションが自己流。しばしば風采が上がらず、見てくれがよくありません。もともと風貌が不審(笑)な私は、頭巾とヒゲは別として、人一倍きちんとした身なりでいる必要があります。


さて、学校別の説明会に出かけますと、入試の詳しい実態とか、その学校のホンネの部分を垣間見ることもできますので、この機会は貴重です。もしかしたら生徒がそこを受験し、そこに通うかも知れないわけですから、塾屋としては
・おおむねどの程度の学力や成績であれば合格するのか
・楽しく通えそうか
教職員のみなさんはどんな人柄か
生徒の勉強に対してのサポートがしっかりしているか
--といったことに興味の中心があります。特にあとのほうの2点は重要です。校舎が立派だとか、修学旅行が海外だとかはあまり問題ではありません。野球部は強いほうが楽しいかな。
会場の奥には校長・教頭はじめ主だった方々が座っておられるのですが、その方々の表情が固くて近寄りがたい印象を受ける場合もあれば、柔和な雰囲気でこちらもリラックスできる場合もあります。生徒のサポートがしっかりされていそうな感じがするのは後者です。会場に早めに着くと、先生方のほうから名刺交換に来てくださったりもする。スタッフ全体がいい感じで、やる気に満ちていて、自分も一緒に働いてみたいという気にさえなります。雰囲気がいいのは、学校の運営がうまく行っているからでしょう。
毎年いろんな私学の説明会に出かけて感じることは、生徒を大事にしてくれそうなところは、資料が行き届いていて、説明も丁寧だということです。いい意味で商売上手とでもいいましょうか。有名校だからといって、殿様商売的なところがありません。
パンフにはなく、スクリーンにしか現れない「ここだけの話」的な数字も出てきますが、それをこちらで忙しく書き取る場合もあれば、あらかじめ画面のコピーが用意されている場合もあり、もちろん後者のほうが楽です。画面に集中もできます。
入試の仕組みは毎年少しずつ変わるのが普通なので、「ここは例年どおり」「ここは変更あり」と教えていただくほうが楽。「あとで見ておいてくれ」と言って済まされるよりは、そこのポイントを喋っていただくほうが楽。さらに、学校案内をどっさりお土産に持たされるよりは、必要部数を申告してあとで送付していただくほうがやはり楽。
自分が楽かどうかを基準にして物を言っているだけのようですが(笑)、そもそもプレゼンテーションというのは聴衆に楽をさせながら集中させるべきものでしょうね。
18日の全体の説明会では、約30校の説明が2会場に分かれて延々と続くので、全部(それでも約15校)聴こうとするとかなり大変です。例年、練習不足が明らかで、聴いていると非常にくたびれるプレゼンテーションもあります。かつて私が真面目だったころ(笑)は、それらに全部付き合っていたのでひどい頭痛に苛まれて帰ってきたものでした。今年はプレゼンのしっかりしているところを渡り歩きながら、ゆったり過ごしてこようと思います。

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