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道コン資料活用法(1) 仮想実力点

【2019年4月17日の記事を修正】

小中学生の方は,北海道学力コンクール(道コン)の個人成績票や総合資料が届いている時期でしょう。それらをご覧になるにあたり,お役に立つかも知れないことを少しずつ書いてみようと思います。今日はまず,総合資料の利用法について一席。総合資料の後半に「得点・SS換算表」というのがあります。これは道コンのHPでも見ることができます。

仮に今回の成績がいまひとつ振るわなかった人。各教科,全問を見直し,ケアレスミスをはじめ「正解できたに違いない」問題の失点分を得点に加えて「仮想実力点」を出してみましょう。この操作は自分に甘くするとあまり意味がないので,なるべく厳密にする。そして,各教科で何点増やせるかわかったら,合計します。5教科の「仮想実力点」は何点になりますか?それを換算表に参照して「仮想実力SS」を出してみてください。

たとえば今回中3で受験して合計350点だった人はSS58.0です。見直した結果,仮に国語で8点,数学で7点,社会で7点,理科で7点,英語で8点,「増やせた」としますと,合計37点アップして387点。「仮想実力SS」は62.0になります。どうですか?
(5教科で40点近く上げるというと大変なことのように思われるかも知れませんが,実はこのように各教科7~8点ずつ,設問数にすれば2問くらいのものなのです。試験の現場での心がけ次第で上げられる範囲ではないでしょうか)

さらに,個人成績表の各高校の相関表で,たとえばある高校のイエローのゾーン(40~60%)にいたのなら,SSを4だけ(2マス)左へスライドさせてみましょう。グリーンのゾーン(60~80%)に食い込めるはずです。合格が見えてきましたね!

この「仮想実力」はいちおう根拠のあるものです。道コンの成績は出てしまったので何ともなりませんが,「本当はSS62は取れそうなんだ」と思うだけで励みになるのではないでしょうか。ぜひやってみてください。

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