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道コン資料活用法(2) 思ったほどSSが伸びない

【2019年4月17日の記事を修正】

これはおもに中2や中1の人向けの話です。前回の道コンに比べて得点は増えたのに,SS(偏差値)が期待したほどには伸びない…と,なんとなく納得がいかないということはありませんか。

これは私の印象ですが--道コンは,国語・数学については中2の冬まで,理科・社会・英語については中3の春まで,「手加減」があるようです。目標は北海道公立高校入試なので,おおむね中3の夏から形式も難度も一気に「入試っぽく」なるのですが,逆にそれまでは多くの生徒さんの実力チェックに役立てられるように,比較的基本的なことを中心に出題されています。

問題が易しければ平均点は高くなります。SSというのは平均(50)からどのくらい上下に隔たっているかを示す数値ですから,得点が高くてもSSが伸びないのは無理もありません。また,問題が易しくて満点近く取る人が多いほど標準偏差(得点のバラツキを示す値)が大きくなり,やはりSSは伸びない。各高校の合格可能性判定や,本番で何点取れるか?という数値もこのSSが基準になっているはずなので,やはり今ひとつという値になってしまうのでしょう。

中3になりますと,問題が本格的になって実力が得点に反映しやすくなります。たとえば今回中1で受験して400点の人はSS61.1ですが,中3で受験して400点の人はSS63.4です。中1の平均点は294点で標準偏差は95.1点,中3の平均点は276点で標準偏差は92.5点。450点以上取った人が中3では14903名中149名しかいませんが,中1では7669名中195名もいます。最高点を見ると,中1では490点でSS70.6ですが中3では487点でSS72.8。中3道コンではこのように差がつきやすいのです。ですから,中3になったらこの件は解決しますので,どうか安心して(?)いてください。
(今回中2は数学・英語を中心に難しめで,平均点こそ281点で中3を上回りましたが標準偏差は85.9点と低め。上位層の偏差値は良く伸びたようです)

ところで,理科・社会は(全問選択だったりもして)中2までは比較的易しい。どこかで解いたことがあるような問題がほとんどではないでしょうか。これは--これも私の憶測ですが--

中2までは基礎基本をしっかり身につけておいてほしい。深めるのは中3からでいいから,中2までの道コンに出していることはせめて穴がないようにしておいてほしい。逆に,中2までの道コンに出ていることを難しく感じるようなら,そこは既に弱点になっているから要注意。今すぐにでも復習すべきだ。

というメッセージがきっと込められています。間違えた箇所はよく復習しておきましょう。

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