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英語リスニングをどうするか(1)

最近,中3の生徒・お母様方との面談でリスニングを話題にしたので,標記の記事(1)~(3)を再掲します。

(2019.4.25記)
英語のリスニング問題は得点できていますか。北海道公立高校入試では,英語60点満点中リスニング(大問[1])の配点が15点と,全体の1/4(25%)もあります。現行の大学入試センター試験の英語では筆記200点+リスニング50点で,リスニングの割合は1/5(20%)。単純に比較してリスニングの扱いは大きめであると言えます。
高校入試がそうなので道コン(中3の)でも同じ。問1では会話を聴いて絵を選ぶ。問2では会話の台詞(A1→B→A2のA2)を選ぶ。問3ではスピーチを聴いて質問に合う答を選ぶ。それぞれ小問が3つあり,問1は1点×3,問2と問3が2点×3ずつで,合計15点となっています。
問3は長いスピーチを聴いてから質問が来るので他より難しめではありますが,リスニングで高得点を取る子はあまり苦労しません。大問[1]全体で,間違っても9問中1問くらい。ところが,リスニングで得点できない子は問3だけではなく,“簡単な”はずの問1や問2でもぽろぽろ間違う。15点で10点を切ったりしてしまいます。
だからリスニング対策をしなくちゃ…と考えるのも無理はありません。市販のCD付き教材とかNHKラジオ講座とか,いろいろ方法はありそう--なんですが,ちょっと待ってください。
大問[2]以降でしっかり得点できていて大問[1]のリスニングだけ取れない,ということでしたら,結構です。リスニング教材で対策を始めましょう。英語の基礎的な力はあると思われるので,後述する方法(次の次?)を試してもらえばたぶん一気に良くなります。
いっぽう,得点できないのはリスニングだけではない,つまり全体によく間違っているのだとしたら,それは「リスニングだから」ではありません。英語そのものがまずいのです。ですから,CDなどで「リスニング」の練習を浴びるほど繰り返したとしも,たぶん効果はありません。この件について次回書く予定です。

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