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道コン資料活用法(4) 小学生道コンと高校入試

【2091年4月21日の記事を修正】

小学生道コンの個人成績票に「どんな高校に行けるかな?」という欄があります。受験生自身のSS(偏差値)を示すがあって,その左右に高校名が書かれていますね。各高校は合格者平均SS(道コンの)に従って並んでいますので,は「あなたのSSだと左右の高校の合格者の真ん中くらいですよ」という意味になります。

それはそうなんだろうけど,毎回なんだか,がっかりするんだよね…という方もおられるのではないでしょうか。わりあい好い成績だったはずのに,某高校にはまだまだ手が届かない。もっと努力せよということなんだろうけど,けっこうキツイ。もう某高校は諦めたほうがいいのかな?--とか。

どうぞ諦めないで努力を続けてください。中学生になればきっと変わってきます。その理由を書きましょう。 ひとつは,(道コン資料活用法(2)に)書いた,中2や中1のSSの伸び悩みと同じと言っていいでしょう。問題に手加減があるので,平均点が高く,SSが伸びにくい。 今回の道コンでは小6の4教科の1位がSS68.5と控えめです。それに対して,各高校の合格者平均SSは中学生(中3)の道コンSSを使っています。こちらは最上位がSS75くらいになる「差がつく」試験なので,小学生道コンのSSをこれに参照すると,どうしても実力のわりには低めに位置することになってしまうのです。

もうひとつ。中学生になってからのほうが高めのSSを取りやすいという事情があります。小学生道コンの上位層の中には,中高一貫校に進み,中学生の道コンを受けなくなる人たちが一定数います。すると,(身も蓋もない言い方になりますが)中学生になればそれだけで道コンSSは上がります。実力の伸びがなくても,たぶんSSで3~4くらいは上がる。 中学生になっても,中2までのうちはやっぱりSSは伸びにくいかも知れませんが,高校受験をする人たちだけの,高校受験のためのSSであり,合格可能性判定になりますので,ぐっと実情に合った数値が出てきます。それを楽しみにして,今は実力をつけましょう。

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